2017年5月19日金曜日

5月も半ばだけど…ヘルシンキの桜公園で今週お花見だよ!



5月も中旬ですが、ヘルシンキでは今が桜の見頃!Petorah撮影のトップ画像も数日前のヘルシンキの桜です。

今週の日曜日、ヘルシンキのRoihuvuoriにある「Kirsikkapuisto」(桜公園)でお花見があります。この公園の桜は、ヘルシンキにある日本食などを扱うお店Tokyokan/東京館のオーナーであるNorio Tomida氏の発案が元となり、在フィンランド日本人や日本企業などからの寄付により約150本の桜が植えられ2007年にできた公園です。以来
Kirsikkapuistoでは桜が咲く頃に毎年この時期にお花見が行われます。

Facebookのお花見イベントページRoihuvuori.fiの花見ページを見るとわかるように、日本関連の催し物が行われる他、日本のポップカルチャーが好きな層がコスプレして来たりも。

今のところ予報は曇り気味で気温は最低8度、最高13度となっています。この時期にヘルシンキを旅行される方はお花見を狙ってくるのも良いかもしれませんね。

なお、今年の花見の詳細はFacebookのお花見イベントページをどうぞ。地図はこちらです:





photograph by: Petorah

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2017年5月13日土曜日

当ブログがついに電子書籍化!『空耳フィンランド語!: ~空耳で覚えるフィンランド語辞書~』Kindleストアで販売開始!



2011年にこのブログを始めたのは、私自身のフィンランド語学習のためでした。日本語と同じ発音だけれども、全く違う意味の単語を見つけては、この素敵なフィンランド語の発見を多くの人に知らせたい、という思いもありました。それがいつしか空耳単語よりもそれ以外の投稿が多くなり、ブログがきっかけでミシュランシェフのレストランイベントに招待されたりとかもしつつ、ここ数年では硬めの記事が多くなり、最近は気がつけば政治ネタばかりになってしまいました。

それでも、このブログの原点である「空耳フィンランド語」はいつかもっと読みやすく、調べやすい形でまとめたいと思っていました。それをようやく電子本として形にすることができました。それがこの『空耳フィンランド語!: ~空耳で覚えるフィンランド語辞書~』です。





「世界一難しい」と言われるフィンランド語を、ダジャレのような空耳で楽しくおぼえちゃおう!

という、ブログ開設当初フィンランド語に対して抱いていた気持ちはそのままに、フィンランド語を覚えたいけど文法の本も辞書も難しくて諦めたという人も(私もこの口です)、フィンランドに旅行予定の方、異国語のトリビアを探している方、フィンランド人の友達を作りたいという方でも、誰でも気軽に読めるようにあまり語学的に難しい内容は入れずに、ところどころその項目に関係する豆知識も入れ込んでいます。

今なら初版限定価格の99円で購入可能。今後版を重ねると共に、収録項目、例文、説明などを加え、内容を充実させていく予定です。それに伴い値上げ予定ですが、既に購入されている場合、新版に無料で更新できるようになっているので購入するなら今のうちかも?

未だ収録語数は300語足らず。「辞書」なんてタイトルにつけてはいるものの、辞書の風上にも置けないような内容ですが、まだまだこれから信じられないような空耳フィンランド語の中身をどんどん増やしていく予定ですので応援ください。なお、もっとちゃんとフィンランド語を勉強したい(けど文法は嫌いだ)という方には当ブログの投稿「フィンランド語を勉強したい方に、この本おすすめ!」をどうぞ。

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内容紹介

ぱっと見読みにくく覚えづらそうなフィンランド語を、ダジャレのような空耳で楽しくおぼえちゃおう!

フィンランド語に慣れていないと難しそうだけど、日本の発音で「ナイネン」と言えばフィンランド語では「女性」の意味に、「トッタカイ」と言えばフィンランド語で「もちろん」という意味だったり。こんな風に、日本語とほとんど同じ発音で、別の意味の言葉も沢山あるんですよ。

フィンランド語を覚えたいけど文法の本も辞書も難しい…フィンランドからの留学生に話しかけたい…異国のコトバに関するトリビアを探している…そんな方に最適な一冊。フィンランドに関する豆知識も交え、日本語に似たフィンランドの言葉楽しく覚えることができます。

今後も版を重ねると共に、徐々に収録項目、例文、説明などを加え、内容を充実させていく予定ですのでご期待下さい。

*注意*本書は日本語に聞こえるフィンランド語の言葉を集めたものであり、面白い言葉を集めたものです。本格的なフィンランド語辞書をお求めの方はちゃんとした日本語-フィンランド語辞書のお求めをおすすめします。

収録項目数:288語
ページ数:96頁


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2017年5月8日月曜日

「恋☆カナ」を日本語とフィンランド語で歌うLaura Vanamo

「恋☆カナ」と言うと、フィンランド人にどう聞こえるでしょうか?フィンランド語で「koi」は「蛾」、「kana」は「ニワトリ」という意味なんです。

日本のアニメ『きらりん☆レボリューション』の主題歌として、「月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。)」が歌う「恋☆カナ」と言う歌があるのですが、フィンランド語では「蛾鶏」と聞こえてしまう変なサビを持ったこの曲はフィンランドのアニメファンの間でも知られています。

こちらが原曲。





動画はstreetradyより。

さて、『ポップ・アイドル』、『アメリカン・アイドル』などのアイドル発掘リアリティー番組のフィンランド版『Idols』に2008年に出場したLaura Vanamoは番組内で審査員に「恋☆カナ」を日本語で披露。

こちらがその『Idols』出演時の映像。





動画はLoreksより。


残念ながらVanamoは予選こそ通過するもののファイナリストにはなれず。しかし後にVanamoは「Se Tunne (Koi Kana)」として同曲のメロディーにフィンランド語の歌詞を自らつけてPokoRekordsからシングルを発表!それがこちらです。





PokoRekordsから。



(実は私がLaura Vanamoの歌うこの曲のことを知ったのは2010年ごろ。ずっとこの事について書かないと…と思ってかれこれ7年も経ってしまったとは…)


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2017年5月3日水曜日

「ヨーロッパで一番セクシーな国フィンランド」性教育協会傘下のコンドームブランドの動画が「フィンランド人みたいにヤろう」と宣伝



ストックホルムで1933年に女性医師によって作られた「RFSU」ことRiksförbundet för sexuell upplysning(英名:the Swedish Association for Sexuality Education「スウェーデン性教育協会」)。このRFSUは、学校での性教育などを始めとし、国際的に活動する組織です。フィンランド支部RFSU Suomiがある他、ノルウェーにも存在します。

避妊を制限する法律を止めさせたり、中絶する権利を人に与えたり不妊手術(妊娠できなくする手術)をする権利、避妊道具を無料にする、同性愛を合法にすることなどを目標にしています。これらの目標の内、唯一まだスウェーデンでもフィンランドでもできていないのは無料で避妊道具を手に入れること(フィンランドでは自治体によっては病院に行けば無料でもらえるところもあるけど)。国際的にも、中絶不可能な国でそれを可能にしようとしたり、同性愛が違法な国で合法化しようとしたり、といった活動もしている団体です。


そんなRFSU Suomi(フィンランド支部)が出した動画がこちら。動画の名前が「Sultan - F*ck like a Finn」となっていますが、このSultanと言うのはRFSUが販売するコンドームブランド。Sultan(スルターン)はイスラムの君主号の一つでもあります。(トップの写真はSultanではないものの、同じくRFSUの販売しているコンドーム)




「自然や教育システム、技術」などで知られるフィンランドは「セックスにも最高の国」、「人口密度は低い」が「集まるときには非常に密接で裸」、だからフィンランド人は自分の(裸)体を恥ずかしがらないし、他の人の裸体に対してもそう…ロマンチックな白夜に、その逆に「なにが起こっているのかさっぱり」わからなくなる漆黒の極夜。「リベラルな性教育と性の平等」のお陰で人々はコンドームを使ったセーフセックスをするし、スーパーマーケットで「コンドームやセックストイ」が買える。「フィンランド人の率直さ」はすぐに「本題に入る」助けになる。

「素晴らしいセックスには、お喋りとかいったロマンチックな表現などいらない、心地よさがあればいい」、「だからつべこべ言わずにフィンランド人のヤり方でヤろう。フ*ック・ライク・ア・フィン」。

といった内容の動画。つまり、「コンドームを使って、フィンランド人みたいに安全に、でもいっぱいセックスしよう!」という内容ですね。なお、Sultanのすべての売上は、性教育、夫婦関係に関する相談や情報提供など組織の方針に沿った活動に用いられています。またRFSUではその活動の一環として、「半分のフィンランド人は性欲のなさの問題を誰とも相談しない」、「フィンランド人の59%はセックスは人生に不可欠だと考えているが、セックスライフに満足しているのは半分以下」、「北欧の中で一番コンドームを使うのはフィンランド。それでもコンドームを使うのは25%」などの調査なども発表しています。

なおフィンランドでは経口避妊薬(所謂ピル)での避妊も多く、出産年齢の女性の25%くらいだそうです。

事実かどうかは知りませんが、「日本で一番人気の避妊方法は中絶」なんて話もきかれる日本。話半分なんでしょうが、日本では90年台経口避妊薬を日本で販売しようとしたら日本の医療業界はリスクを過大評価したために経口避妊薬の認可が難しかった(99年には認可)そう。これには女性がすぐに避妊できるようになると、これまで儲かっていた中絶クリニックが潰れてしまうから、経口避妊薬への反対が大きかったのだ、などという話も耳にします。なお筆者の出身地鳥取は中絶率が日本一です。全く誇れません。

とはいえ経口避妊薬、最悪の場合死亡するケースもあり、フィンランドでも死者は出ています。先の話も、薬を日本で売りたかった薬会社からの視点の話、というだけかもしれません。どの薬にも危険な副作用が出る可能性はあるわけですけどね。なお、最近はフィンランドでも健康への影響が心配され経口避妊薬の使用率は減ってきているそうです。

他にも避妊リング(ホルモンを用いるものや銅を用いるものとか)などの子宮内避妊用具、女性版コンドームとも言われる「ペッサリー」、不妊手術(パイプカットとか、卵管を結ぶとか、で妊娠できなくする手術。一度してしまうと戻せない可能性がとても高い。フィンランドでは30歳以上になれば可能。周りでもこの手術をした/したいという話をたまに聞く。)、など避妊には色々な方法があります。でも、きちんと使えば避妊率98%と言われるコンドーム、HIV、性感染症や妊娠のリスクを減らすためと思えば安いもんだし、買うことも恥ではありません。

皆さんもコンドームを使って、フィンランド人みたいにセックスライフを送りましょう(笑)。


YouTube [via HS.fi]

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